「予防歯科」という言葉をご存知でしょうか?
「年をとれば歯を失っても仕方ない」と考える人がいまだに多い日本。
果たして本当にそうでしょうか?歯科先進国として世界をリードするスウェーデンでは、今から30年前まで同じ考えでした。
現在80歳で残っている自分の歯は、日本では平均約7本、スウェ―デンでは約18本。
この違いはどこにあるのでしょうか?
さぞ一日の歯磨きにかける時間・回数が多いのでは?と思われがちですが、一日の歯磨きの時間は日本の方が多いくらいなのです。
と言うことは、一生懸命歯を磨いているだけでは、歯は失われていくという事になります。
長年日本では早期発見・早期治療という考えの下、歯科医療は進められてまいりました。
しかし、これでは既に悪くなっているのです。治療が終了した患者さんに対して歯科医いわく「何か問題があったらまた来て下さい」しかし、問題があってからでは患者さんを再び危険に、そして治療の恐怖にさらしてしまいます。